コンビニや競馬場では、数多くの競馬新聞が販売されています。インターネットの普及により、販売の縮小を余儀なくされていますが、それでも一定のファンからは支持されており、需要はまだまだあります。
そんな競馬新聞の中でも、多くのファンに支持されているのが勝馬です。信頼できるトラックマンと細かな情報提供で、競馬ファンの馬券的中のサポートを行っています。
競馬新聞の中でも予想の的中率が高いことでも有名になっており、正統派の競馬新聞とも言えますね。
そこで、この記事では数多くある競馬新聞の中でも勝馬について詳しくご紹介していきたいと思います。参考にするべきコンテンツやトラックマンをご紹介していくので是非参考にしてみて下さいね。
勝馬のおすすめコンテンツ
勝馬は東京都を拠点とし、中央競馬や南関東競馬の予想や情報を提供している競馬新聞です。東日本を中心にコンビニや場外馬券場、各競馬場で販売されており、レース前日の夕方に店頭に並びます。
1紙470円と他の競馬新聞と比べると若干安い料金設定となっています。1962年創刊ですが、当時は専門紙記者としては初のパーフェクト予想を達成した大川慶次郎さんも所属していました。
以下ではおすすめのコンテンツをご紹介していきたいと思います。
単指数
まず最初にご紹介するのは単指数です。勝馬と言えば、単指数と言っても過言ではないくらい人気があるコンテンツで精度の高いことでも有名です。
この指数は連対する可能性を示唆しており、単指数が1の競走馬の連対率は1から2%程度で、単指数が76以上になっていると連対率は脅威の70%超えとなっており、勝馬を購入するのであれば欠かさずにチェックするべきコンテンツでしょう。
調教欄
勝馬は調教欄も優秀で、競走馬の状態を非常に細かく解説していくれています。調子は上向きなのか、タイムはどうだったのか、どれくらいの強さで行ったのか、馬の走りっぷりはどうだったのかなどかなり丁寧に説明してくれているので、予想の参考になると思います。
1頭1頭しっかりと掲載されているので、気になる競走馬がいた時には確実にチェックするようにしましょう!
厩舎の情報
勝馬の厩舎情報では、厩舎サイドの強気、弱気を一目で判断できるように印で表示されています。以下ではその印の内容をご紹介していきましょう。
【◉:超強気】
いつにない勝利への絶対の自信が感じられる時に使う。1開催2頭平均で頻度は低い。約70%の連対率で、信頼性は高い。
【◎:強気】
超強気とまではいかないが、自信に溢れている時に使う。ほとんどのレースに見られる。達対率は約40%程度になるが、 1つのレースに1頭しかいない場合に限れば、おおよそ60%以上の連対率を記録している。
【〇:普通】
強気とも弱気とも取れないあやふやな時に使う。頻度は最も多く、ほぼ全レースに見られる。使用例が多いので率は低いが、 【△】よりは万馬券への貢献度が高く、穴狙いの時に一考
【△:弱気】
コメントに力強さが欠け、自信が感じられない時に使う。平場戦に多く見られる。連対率は約3%程度、 勝率となれば1%を下回ってしまうほど。馬券の対象にはあまりならないと考えてよい。
厩舎コメントから、競走馬の好走や凡走を見抜いているので非常に参考になると思います!
レース短評
レース短評は各レースの様相を一言で表したものです。勝馬の本紙予想では、クラス別に分担して予想を行っていますが、レース短評は各レースの予想担当者が決定しています。
そして、レースが堅いのか、荒れるのかを知る重要なポイントになっており、予想を行う前に必ずチェックしましょう!
勝馬本紙で現在使っているレース短評は「頭不動」「二位争」「軸不動」「一騎打」「三ツ巴」「まんじ巴」「順当」 「小波乱」「中波乱」「伏兵揃」「激戦」「混戦」の計12種類です。
穴のポイント
展開有利、適距離などのファクターと、それぞれに該当する注目馬が挙げられているのが「穴のポイント」です。 地味ではありますが、長年続いてきた勝馬本紙の名物コーナーであり、これを注目しているファンも少なくありません。
注意点としては、この欄は穴のポイントという名前がつけられてはいるものの、 実際に挙げられている注目馬は必ずしも本命・穴にこだわってはいないということです。
実際、レース結果を見てみると、連対馬のおおよそ9割程度はこの欄に上がっている馬となっており、非常に高い精度を誇っています。
この穴のポイントは、各クラス毎の担当者が、長年の豊富な経験とカンを頼りに知恵を絞って作成しており、機械的にパターン化せず、各担当者がじっくり時間をかけ検討した成果が集約されているだけに、高い的中率を保つことを可能にしています。
穴のポイントを活用する時には、軸馬選びや馬券を購入する馬を決めるというよりも、切る馬を選ぶ時に使うと馬券の精度が向上すると思いますよ。
在籍しているトラックマンについて
ここからは、勝馬で活躍しているトラックマンについて詳しくご紹介していきたいと思います。メディアで活躍している方もいらっしゃるので、チェックしていきましょう。
【中央版】
- 太田謙一郎 …調教担当 南馬場
- 大竹高輔 – 美浦南馬場厩舎取材担当。
- 小木次雄 – 美浦南馬場厩舎取材担当。
- 片野昌一 – 看板評論家。ラジオ日本『競馬実況中継』(土曜2部)、新潟総合テレビ『NSTみんなのKEIBA』、ラジオNIKKEI『週刊競馬大道場!!』などを歴任。
- 金子裕次郎 …厩舎取材 南馬場
- 亀山亜津司 …調教担当 坂路 南馬場
- 小松崇 …調教担当 南馬場
- 小松崎栄一 …調教担当 北馬場
- 小林淳一 – 1987年(昭和62年)入社。同姓同名の元騎手とは別人。
- 末永順一 …厩舎取材 北馬場
- 菅原章友 – 調教担当 南馬場
- 住川陸 …調教担当 南馬場
- 高橋剛 …厩舎取材 南馬場
- 田村学 …調教担当 南馬場
- 野口誠 – 看板評論家。ラジオ日本(土曜2部)、グリーンチャンネル『中央競馬全レース中継』(主に東京開催パドック解説)を歴任。
桧山直樹 …厩舎取材 南馬場 - 山崎武 – 元祖穴馬券予想家。
【南関東版】
- 葛谷詠一郎 … 大井担当
- 沢田哲也 … 浦和担当
- 豊岡加奈子 – 総務官僚から転職。TOKYO MX『東京シティ競馬中継』、スカパー・南関東地方競馬チャンネル『東京シティ競馬実況中継』などを歴任。
- 中石雄三 … 川崎担当
- 長尾基弘 … 船橋担当
中央版、南関東版合わせて非常に多くの方が取材や予想を行っているのが分かりますね。競馬実況中継に出演している方うあグリーンチャンネルの中継に出演している方もいらっしゃるのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
まとめ
今回の記事では、数多くある競馬新聞の中でも勝馬の特徴やおすすめのコンテンツ、活躍しているトラックマンについてご紹介させていただきました。
競馬新聞の中でも予想の的中率が高いことでも知られており、参考にすればおのずと馬券的中を繰り返すことが出来るのだと思います。
便利なコンテンツも非常に多く、勝馬じゃないと予想がスムーズに出来ないという競馬ファンも少なくありません。
正統派の競馬新聞としては非常に人気が高いですし、お金を払ってでも知るべき情報が盛りだくさんだと思います。サイトの情報だけを利用して馬券予想を行い、思ったように的中率が上がらないと悩んでいる方は、一度勝馬を購入して参考にしてみてはいかがでしょうか?