競馬をするなら、ただレースを見るだけでなくレース展開を予想して、馬券を購入したいという人がほとんどですよね。
しかしながら、自分一人だけの力であれこれと情報を集めてレース展開を予想するのは極めて困難です。なぜならば、競馬は予想のために必要な要素が非常に多いから。
レースに出走する競走馬についてだけでなく、血統や騎手、馬場状態、天候、コース、距離適性、外厩情報、脚質、調教など様々なファクターが予想に関わります。
情報を集めるだけでもかなり時間がかかるので、予想している時間がなくなってしまいますよね。そこで、競馬ファンの多くが活用しているのが競馬新聞です。
しかしながら、競馬新聞にもたくさんの種類があります。これから競馬新聞を使って予想を行おうと考えている人の中には、競馬新聞がたくさんあるためどれがいいのかわからなくなってる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、競馬新聞を徹底比較!特徴・値段など競馬新聞社によってそれぞれ異なる部分について詳しくご紹介していきたいと思います。
これから競馬新聞を利用して競馬予想を行っていこうとお考えの方は参考にしてみてください。
目次
競馬新聞には2種類ある
ただ競馬新聞とは言っても、個性があります。競馬新聞は大きく分ければ「スポーツ新聞」と「競馬専門紙」の2つに分類できます。
スポーツ新聞
スポーツ新聞は競馬を知らない人でもご存知ですよね。コンビニなどでも気軽に買うことができる新聞で、競馬のことだけでなくサッカーや野球など他のスポーツのニュースや芸能ニュースも数多く紹介されています。
スポーツ新聞の場合、競馬についてのコーナーは限られますので、たくさんの情報を得たいという人は物足りないと思ってしまうでしょう。
しかしながら、競馬を始めたばかりの人や、さくっと競馬情報が知りたいという人はにはもってこいの競馬新聞でもあります。
スポーツ新聞は新聞社によっても異なりますが大体140円ほどで購入できます。安いので気楽に購入することができるのも嬉しいポイントではないでしょうか。
なお、スポーツ新聞には朝刊と夕刊があり、朝刊の場合はレース当日の朝5時に発売。夕刊の場合はレース前日のお昼頃に発売されます。
前日からゆっくりと時間をかけて予想を行いたいという方は夕刊のスポーツ新聞を購入するか、下記でご紹介する競馬専門紙を購入するといいでしょう。
競馬専門紙
対して、競馬専門紙はその名の通り、競馬の情報のみが掲載されている新聞です。とにかく競馬についての情報がぎっしりと詰め込まれており、全てしっかり読み込むためには1週間かかると言われるほど、豊富な情報を得ることができます。
スポーツ新聞はスペースが限られるため情報が省略されてしまっていることも多いですが、競馬専門紙の場合はそんなことはなく、500万下や未勝利戦など細かな情報まで仕入れることができます。
調教についての詳細や、関係者に取材して得たコメントなどについてもしっかり知りたい方は競馬専門紙がおすすめです。ただし、競馬を始めたばかりの人からすると使いこなせない可能性もあるので、競馬新聞を一度も購入したことがないという人はスポーツ新聞から始めてみるのもいいでしょう。
競馬専門紙はスポーツ新聞と比べると圧倒的な情報量がありますが、その分価格はかなり高くなります。
これは競馬専門紙とスポーツ新聞の大きな違いのうちの1つで、スポーツ新聞が140円ほどなのに対し、競馬専門紙は500〜600円ほどします。
そのため、競馬専門紙を使いこなせる競馬中級者以上の人ならば買って損はないと思いますが、競馬を始めたばかりの競馬初心者の方や、これから競馬を始めようと思っている方の場合は情報を活かしきれず、無駄になってしまう可能性もあります。
また、競馬専門紙はコンビニで売っていない場合もあります。スポーツ新聞は競馬をしていない人でも購入しますが、競馬専門紙を買うのは競馬をする人だけです。
そのため、競馬場の近くのコンビニか競馬場内など、競馬専門紙を購入する人がある程度居ることが見込める場所でなければ店頭で競馬専門紙は販売されていません。
ただし、競馬専門紙は現在ではマルチコピー機が置いてあるコンビニで印刷できるようになっていますので、競馬専門紙を手に入れたいが近くには取り扱い店がないという方はファミリーマートやローソンのマルチコピー機で競馬専門紙を印刷するといいでしょう。
競馬専門紙はレース前日に発売となりますので、豊富な情報を使ってしっかりレース予想を行うことが出来ます。
競馬新聞の特徴・値段など比較して紹介
ここからは競馬新聞の特徴、値段などについてご紹介していきます。
スポーツ新聞も競馬専門紙もどちらもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
東京スポーツ(140円)
スポーツ新聞と言えば東京スポーツという人もいるほど有名なスポーツ新聞である東京スポーツは、ウイニング競馬に隔週で解説者として出演している虎石晃記者や、堅実かつ的確な予想が人気の舘林勲記者など、実力のある個性派記者が在籍している新聞です。
夕刊なのでレース前日に手に入れられるところも嬉しいですね。東京スポーツはスポーツ新聞の中でも競馬コーナーに力を入れていることでも知られているので、始めて競馬新聞を購入するという人にもおすすめできます。
マー君の愛称で知られるメジャーリーガーの田中将大投手、爆笑問題の田中裕二、など著名人の予想も見ることができます。
日刊ゲンダイ(140円)
日刊ゲンダイは出走馬の陣営のコメントがたくさん掲載されているスポーツ新聞で、夕刊紙のためレース前日に入手可能です。
調教師や調教助手の方のコメントを参考にしたいという方におすすめで、穴予想で知られる外山勲記者や橘正信記者が在籍しています。
日本経済新聞(160円)
日本経済新聞では関根慶太郎記者と野元賢一記者という、ラジオNIKKEI競馬中継でも解説を披露している記者の予想を見ることが出来ます。
紙面のみならず日本経済新聞は競馬サイトも充実していることで知られ、競馬コラムは読み応えがかなりあります。コラム好きは是非チェックしてみるといいでしょう。
競馬ブック(500円)
競馬ブックは、競馬新聞の中でも非常に情報量が豊富な競馬専門紙です。
競馬専門紙はただでさえ読み切れないほどたくさんの情報が掲載されていますが、競馬ブックの場合は更にその上をいきます。
しかしながら、堅実な予想が多い傾向にあるため、穴を狙いたいという方の場合は物足りなさを感じてしまう場合もあるかもしれません。
とはいえ、競馬ブックの情報を参考にして自分で予想を展開したい人や、これからもっと競馬について知っていきたいという方は予想の基本を学ぶことができるのでおすすめですよ。
競馬エイト(500円)
競馬エイトは回収率重視のトラックマンが在籍している競馬専門紙としら知られ、松本ヒロシ記者が在籍しています。
馬券を買うなら的中率より回収率。そう考えて馬券を購入している人は競馬エイトがおすすめです。
まとめ
競馬新聞5紙の特徴や価格についてご紹介させていただきました。
ただ競馬新聞とはいっても、新聞社によってかなり個性が異なります。自分の使い方や予想方法に合った競馬新聞を利用することで、今まで以上に楽しく快適に競馬予想を行うことができるのではないでしょうか。
是非競馬新聞を活用してみてください。