東京都を拠点に中央競馬向けの競馬新聞として高い地位を誇っている優馬をご存知ですか?創刊は1966年で『競馬新聞の中で発行部数ナンバー1』を自称している競馬新聞となります。兄弟紙には競友があります。
今までは『1馬』という名前で発行されていた競馬新聞ですが、現在は名前を変えて『優馬』になっています。
この記事では優馬という競馬新聞にはどういう特徴があり、どのような点でオススメできるのかをまとめて紹介していきます。競馬新聞を活用した競馬予想に興味があるという方は是非チェックしてみて下さいね。
目次
優馬の特徴をまとめて紹介
優馬の創刊は1966年の昭和41年。2010年から1馬から優馬という今の名前に名称を変更した競馬新聞で本社は東京で1部520円で発売しています。
まずは優馬がどのような競馬新聞なのか、その歴史や特徴について簡単に紹介していきたいと思います。
過去には競馬の神様が在籍
関東の競馬新聞としては後発となる勝馬という競馬新聞を創刊します。この勝馬には競馬の神様として有名な大川慶次郎が在籍していました。大川氏の有名な伝説と言えばパーフェクト予想。これが週刊誌に取り上げられた事で競馬予想家の地位が一気に向上した事で知られており、数多くのメディアでも取り上げられた実績を持つ競馬界の超有名人です。
しかし、勝馬を発行する会社の社内事情が悪く、その後、競馬の神様である大川慶次郎はダービーニュースへ移籍します。山岡事件で日本中央競馬会が外郭団体を通じて発行していた『勝馬の栞』が廃刊になるのと前後して、再び立馬社内部は分裂状態。この時立馬社に在籍していた竹國弘が中心となって、新創刊したのが優馬の前身である『1馬』なのです。
その後、積極的な攻勢を仕掛けたことが成功し、最大シェア33%を達成するなど競馬新聞界で一躍有名な存在になります。
ラジオ日本との関係が深い
優馬が最も関係が深い放送系メディアはラジオ日本です。
競馬実況中継には1980年1月から出稿を続け、今でも途切れることなく解説者を派遣し続けています。1980年代から1990年代にかけては清水が日曜2部のメイン解説者として活躍。
2000年代以降はライバル紙ダービーニュースの事業縮小、そして撤退に伴い後継を引き受けるなどして同番組に最も多くのスタッフを送り込むことになります。
2006年からは中京以西で行われるGIレースすべてに1馬関西の解説者を派遣するなど同番組のコンテンツ充実に大きく貢献。2011年2月のダービーニュースの提供降板を受けて、土曜2部と大作戦(土曜)も正式に引き継ぎ佐藤が土曜・日曜両方の2部に出演することになりました。
メディアにも出演するトラックマン
ラジオ日本にも出演中など数々のメディアに出演する優馬の有名トラックマンをまとめて紹介していきます。
現在
- 佐藤直文 – 土曜・日曜共に2部、『中央競馬大作戦』(日曜)、グリーンチャンネル『明日の勝ち馬検討社』→『勝ち馬リサーチャー』→『VANで勝ち馬さがしてみませんか』に出演。
- 須藤大和(すどう・ひろかず) – 2019年より西日本主場本紙予想。関西GIレース自社制作時は主に実況席解説、またイレギュラーで関西全レースを放送した際にパドック解説の経験あり。
- 武井友彦 – 東日本主場本紙予想。庄司真の後任で日曜1部パドック解説、2部前半メイン解説担当。
- 田崎泰 – 土日とも1部「きょうの関西馬情報」レギュラー担当者。関西GIレース自社制作時は主にパドック解説(中邑・持木と分担)。
- 中田博士 – 2020年1月5日放送より日曜2部パドック解説に復帰。
- 中邑茂 – 元西日本主場本紙予想。関西GIレース開催時のパドック解説を担当(田崎・持木と分担)。
- 広田晶彦 – 中京G1レースのパドック解説を担当。
- 目黒和外 – 中京G1レース開催時の実況席解説を担当。
- 持木秀康 – 関西GIレース開催時のパドック解説を担当(田崎・中邑と分担)。イレギュラーで関西全レースを放送した際にパドック解説の経験あり。
現在もメディアに数多く出演しているトラックマンを優馬には沢山います。過去には以下のようなトラックマンが在籍していました。
- 石井進吾
- 清水成駿
- 久光匡治
石井さんと清水さんは若くして死去。久光は退任となっています。
優馬のおすすめポイントをまとめて紹介
さて、それでは早速ですがここからは数多くある競馬新聞の中でも優馬を特におすすめしたいと思う理由について解説していきましょう。
中央競馬の全レースを網羅
優馬は中央競馬で開催されている全てのレースを網羅しています。
それの何が凄いの?と思った方もいるかもしれませんが、中央競馬を専門に取り扱っている競馬新聞でも、実は全国すべてのレースを取り上げている新聞はあまり存在していません。
優馬、馬三郎、競馬エイトなどが全国を網羅している競馬新聞になりますので、中央競馬を存分に楽しみたい方にとってはうってつけなんです。
色々な媒体で購入できる
時代の波に乗り、優馬は競馬新聞だけでなくいろいろな媒体でコンテンツをチェックする事が可能となっています。新聞で見るだけでなく、インターネットでも購入する事ができ、パソコン、スマホ、タブレットなど色々な媒体でその購入した新聞を読むことができます。
「優馬ネット新聞」は、JRAの新聞をインターネットで買えて、セキュリティ付PDFで読めるというサービスです。厩舎のはなし・調教など専門紙ならではの細かい競馬情報がぎっしり。生の情報を、欲しい時にすぐ購入することができます。
出典元:https://www.e-shinbun.net/yuuma/
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個性豊かなトラックマンが集結
やはり有名競馬新聞で最も気になる点と言えばここ。優馬は有名競馬新聞という事で非常に数多くのトラックマンや記者を抱えており、精度も高いと評判です。
栗東と美浦で担当が分かれており、多くの記者を抱えており内部事情通とも知り合いの方が多いので、極秘情報が手に入る場面も多いのかもしれません。
上記リンクからトラックマンと記者一覧をまとめて見る事ができます。このページではプロフィールが紹介されていて、例えば…
小島康睦TM (こじま やすちか)
北海道生まれ 1998年入社美浦の厩舎取材を担当。取材班らしく、あくまで情報を重視する予想スタイルで、あとは展開も。競馬を知ったのは、祖父が馬の生産、売買に関わる仕事をしていたことと、叔父が騎手(小島太)だったこともあって、幼少期から必然的に競馬を見ていて、当たり前の様にこの世界へ。趣味はパチンコ。
このように競馬好きになったキッカケや趣味などが掲載されています。興味がある方は是非チェックしてみて下さいね。
まとめ
優馬という競馬新聞の特徴やおすすめポイントについて簡単に説明してきましたが参考になりましたか?昔からある競馬新聞ですが、今も運営を続けている新聞の中では後発にあたる優馬。しかし、攻勢が強かったことで一躍有名な競馬新聞へと躍り出ました。
興味がある方は是非優馬を読み、競馬予想の参考にしてみましょう!